爽竹の誂え襦袢
ブログをご覧のきもの好きの皆様はベテランが多いので今更夏の襦袢の話題などとお思いの方も多いでしょうが、ちょっとおつきあいください。
夏のきもの姿に欠かせない夏襦袢ですが
少しでも涼しく着たいこれからの季節にはとてもも重要です。
当店でいろいろな素材の誂える夏襦袢を扱っています。
涼しさと、お手入れのしやすさ、お値段とそれぞれ善し悪しがあります。
素材の中で
なんといっても涼しいのはダントツで麻の襦袢です。
素材自体が冷たく感じ、風が抜けるので際だって涼しく感じます。
べたべたせずにご自分で洗濯もできます。
しわになりやすいのとお値段が良いのがデメリット。
麻ほどではないですが海島綿も涼しく洗えるのも魅力でしたが、最近は入手困難となってきました。
ポリエステル100%の襦袢はお手頃ですが、
通気性が悪く暑いのと、汗をかくと肌触りがべたべたしてあまりおすすめしません。
おすすめなのが10年ほど前に登場した東レシルックの爽竹の襦袢。
同じポリエステルでも竹繊維を使用し通気性・速乾性がずいぶん改善されお値段もお手頃です。
問屋さんの一押し商品で、時期には品薄になるそうです。
こちらの爽竹の襦袢は薄物(7-8月)だけではなく単衣(6月)の時期の襦袢でもお使いになります。
爽竹長襦袢地 18,700円税込 付属加工代別
最近は素材より見た目優先の風潮ですが
素材によって着心地が全く違うという事も知っていただくと
着物の楽しみもぐっと深まるのではないでしょうか?
25日からの売り出しでは掘り出し物の夏長襦袢を特別価格でお出し致します。
新緑の会 5/25-5/30