単衣向き小紋と帯
5月、6月と札幌は一年の中でもさわやかで、
お庭の花も咲き始める、とっても素敵な季節ですが
雪の季節のように、おうちに籠りがちの方も多いことと思います。
地下鉄はこのところ人がぐっと多くなった気がしますが
お店の前を歩く人はまだまばらです。
6月から単衣の季節。
陽気が良くなって、裏地のつかない着物を軽快に羽織ると
うきうきした気分になりますね。
こちらの反物は単衣向きに織られたシャリ感のある
ハーブ染めの小紋です。
ちょっと大柄の帯を合わせてみました。
季節感のある帯を、あれこれ妄想にふけりながら
できる時期を楽しみに待つのも着物の楽しみの一つです。
特に雪の季節が長い札幌はそういった方も多いのでは?
時期を逃さず、思い入れのある帯をして、
気兼ねなくお出かけできるようになるといいですね。