紺の結城に黄色の帯で
雪解けが進んで足袋カバーが必要な
季節になりましたね。
随分前の事になりますが
きもの学校に通い始めて
ある程度スムーズに着られるようになった頃
畳み半分位の狭いスペースで
鏡を見ないできものを着る練習がありました。
その時は「そんな状況で着ることがある?」と
かなり疑問に感じた覚えがあります。
着付けの仕事やお稽古で
ホテルの着付室を利用する機会が多いのですが
人数が多いと、広いお部屋でも
ひとりで使えるスペースは本当に限られます。
小物をコンパクトにたたんで
使う順番に用意しておくことなど
そのときは。そんなに大事なこととは思えなかった
のに、今になって役立っていることが
たくさんあります。
今日は黄色い帯で、ちょっとだけ春らしく。