許されるのはいつまで?
結婚披露宴やフォーマルな集まりで
若い女性のかわいらしいきもの姿。
披露宴なのに普段用の小紋だったり、
訪問着なのに名古屋帯だったりしても
きっと目くじらを立てる方はそんなにいないと思います。
一生懸命さがにじみ出ていて「頑張って着たんだね~」と
むしろ好感を持たれるかもしれません。
(お母さんが一緒ならちょっと顰蹙だけど)
お母さんやお祖母さんから頂いたり、
リサイクルショップでゲットしたらしき、きものを、
デートの時に着ている女の子も時々街で見かけます。
真っ赤なきものにおばあちゃん色のグレーの夏羽織を
ちぐはぐに羽織っていたりしても、コスプレだと思えば
そんなに違和感は感じませんね。
彼氏にきもの姿を見せたいという気持がいじらしい。
まさに若さの特権です。
趣味的な会は別として、きちっとした席で
間違った格あわせや、着こなし、幾つくらいまで許されるのでしょう?
はっきり言って「40歳」くらいではないでしょうか。
「若いから」「若輩だから」と甘かった周りの目も
40歳を過ぎるとなかなか厳しくなってくる気がします。
特にきもののTPOである格あわせを間違えると
相手の方に失礼なときもあります。
帯の色や柄のあわせ方はそれぞれの方の
趣味や好みもありますので、人それぞれですが
きものや帯、小物の格あわせはに迷ったら
呉服屋さんや、詳しい方にお聞きになっては如何でしょう。
私、今までに留袖にピンクの帯揚、2~3回見たことあります。