苦手だった半衿つけ
日が暮れるのが早くなってきました。
季節のせいなのか、なんとなく昔のことを思い出しておりました。
きものを毎日着るようになったころ
何が大変だったか。。。
それは半衿付け。。
元々裁縫が得意な方ではありません。
いえ、はっきり言って苦手な私。
半衿を付けハンガーに掛けてあった長襦袢を見て
大笑いした夫。
両面テープ付き半衿作戦、
仕立て衿(衿の型になっているもの)作戦などなど
様々試行錯誤を経てやはり「元祖半衿付け」に落ち着いた今。
信じられないことに(当たり前のことなのに)
今では、新しい襦袢を誂えても衿だけは自分で付けたい私!
毎日きものを着る方のために、面倒じゃない半衿付けのコツを
教えてくれた、お仕立てのおばあちゃん。
「昔はよく囲炉裏のまわりでいろんな話をしながらをしながら、半衿をつけたものだよ」
と懐かしそうにお話になっていたけど、お元気かしら。。
おかげ様であんなに嫌いだった半衿つけ、どうにか上手になりました。
「み」