若い正統派きものファン
同じ草花の柄でも「桐」の柄は
やはり高貴な雰囲気が漂います。
着慣れたお客様は
「小紋なのに付下くらいの感覚で着ても大丈夫そうね~」とか
「私にはもう派手だけど、羽織にするなら良いわね~」
などと私の心を読むように先に言って下さいます。
袋帯でよそ行きっぽくも出来るし、
名古屋帯でカジュアルな着こなしも。
羽織にしても素敵そうです。
こういった感覚は
ブログをチェックして下さる着物好きの皆様には、
当たり前のなのかもしれませんが、
興味のない方にとっては
良くわからない感覚のひとつかもしれません。
最近はネットで調べて
お店に寄って下さるお若い方が
増えてきました
そういった方は、
いわゆるコスプレ感覚ではなく
正統派の着物の着こなしに興味があるらしく、
いろいろと質問してくれます。
着物文化や伝統の糸が切れないよう、
せっかく着物に興味を持った若い方を
大事にしていきたいといつも思っております。
今日は桐柄の小紋のご紹介でした。