色を言葉で伝えるって難しい

梅干しの赤。

病院の壁のグレー。

銀行員の事務服の紺。

これ何となく、どんな色か想像できるでしょ。

色にものすごーくシビアなお客様の表現です。

色を言葉で相手に伝えるのは、本当に難しく

気を付けないと、かなり食い違う事があります。

例えばお客様から「紫の袴」とご注文をいただき

揃えたら、実は「茄子紺」の袴がご要望だったりします。

特に色そのものが勝負の色無地は

細心の注意が必要です。

特に食い違うのが「グレー」の表現。

皆さんグレーをイメージしてみて下さい。

白にほんの少し灰がかった淡い色をイメージする方

黒に近い「墨色」をイメージする方、まるで違います。

だから前述のような色の表現になるのでしょうね。

他にも傑作の色表現で

「豚ピンク」とか

(リアルな豚って淡いピンク)

郵便局のグリーン(制服のこと)

などがありました。

本当にいつも感心します。

もっとすごいネーミングもありましたが

はげしすぎるので、ここでは割愛致します。。。

「た」

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