紫の市松柄。モダンな紬。
長くきものを着ている方は、思い当たる節があると思いますが
若いときに親の作ってくれたきものは、なんであんなに派手だったのか?
そんな話題でお客様と盛り上がることがありますが
オレンジ、ピンクは当たり前、八掛も目にしみるくらいの
赤だったりクリーンが合わせてあります。
可愛いお嬢様にどうしても、若々しいきものを着てほしかったのでしょう。
でもその気持ちは親の年代になって、凄く理解できます。
でも、本人は明るい色に抵抗があって渋い色を選んでしまします。
きものを着始めのときも、柄物よりは無地っぽいものを
選ばれる方が多いです
でも何年もきものを着ていくうちに、あまり渋い色合いや
地味な柄よりももう少し明るくて、遊び心があるきものに目がとまります。
特に50歳代位を境に明るくて元気の出る
色合いが着たくなるようです。お顔映りもあるのでしょう。
お店にあるこちらの市松の紬は
市松の大きさもほどよく、今までの紬の着こなしから
明るくモダンにイメージチェンジしたい方にいかがでしょう。
東京の呉服問屋の留め柄。
来月からのセールにも出そうと思ってますのでお楽しみに。