意外と大事!薄物の背伏選び。
お持ちの単衣や、薄物のきものには
何色の背伏が付いていますか。
夏物のお仕立ては、裏地を付けないので、
衿裏、背伏、好みによって居敷当てを使います。
背伏は色数が少ないので
(年々色数が減っているのも、時代でしょうか。)
きものにぴったりと合う色は
なかなかありません。
だいたい似た感じの色を合わせるか
合わないときは、白地を使っています。
背伏で気を付けなければいけないのは
薄物など透ける生地は、色によって、
襦袢を着たときに背伏が、背中にそって一直線に
透けて見えてしまうことです。
薄物にあわせるのは、だいたい白地の襦袢なので
背伏が濃い色だと、色が透けてしまします。
薄物の背伏選びは下に着る襦袢の色も考えて
注意して選ぶと良いと思います。
また、洗える素材のは、正絹ではなくて
「シルック」などの洗える素材を使います。
意外と大事なところです。
「た」