厄除けの襦袢
鱗柄の襦袢が厄除けになることはご存じですか?
長いものや、鱗柄のものを身につけることが
女子の厄落としになるそうです。
少なくなってきたとはいえ、
今でも、厄年のお嬢様がいるお母様が
正月から、節分にかけての今時期に
鱗柄の襦袢や伊達締めなどをお買い求め下さいます。
今日はそんな鱗柄の襦袢のご紹介。
地紋が鱗柄になっていて
色は淡い色目。全体にぼかしてあります。
厄年の時だけ着るのではなく
もちろんその後もずっと着られます。
お母様に買って頂くのではなく
以前は、ご自分でお求めになる方もいらっしゃいました。
赤白の鱗襦袢も良くご注文頂きましたが
最近はあまり見掛けなくなりました。
こういった伝統がなくなりつつあるのは
寂しいですね。
「た」