単衣の付下
6月、9月は裏のつかない単衣の季節。
ちょうど季節も良いときなので、
お茶会やお稽古の発表会などで、
きものをお召しになることの多い季節です。
新しく誂える方はちょうど今頃、ご注文いただきます。
特にお茶会などには、おとなしめの、品の良い付下がオススメです。
単衣に合う色、柄で、裏を付けず仕立てますが、
まさに単衣の時期にしか着られない、
単衣用のきものもあります。
たとえば。
版画染の付下です。
色も淡い色で、単衣の時期にぴったりでしょう。
↑色柄だだけじゃなく、実は生地も単衣用を使ってます
アップにするとおわかりのように
さらっとしていて、いっけん、絽のようにも見えますね。
とっても贅沢なきものです。
最近はこういったさりげなくオシャレな、
きものが大変少なくなってきて
とても残念です。
お店では4/17日まで 単衣の付下特集を開催中。
前回紹介の「下駄」の特集もしています。
お近くの方はお気軽に、お立ち寄り下さい。
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