出してみたら衿が黄ばんでいた。
タンスにしまう前には何でもなかったのに
翌年出してみたら、衿が黄色く変色していた。
汗をかいたけど、乾いたらよくわからなくなったので
そのまま畳んでしまっておき、翌年、または数年後
出したら衿が縦に黄色く変色していた、と言うことはありませんか?
私も汗をかいたのに、紳士物の紬をつい、
そのまましまっておいたら、
ナント一年で衿を黄色く変色させてしまい、
着たかった着物が着られなかったことがあります。
そんなときは丸洗いはもちろん、染み抜きだけでも
元には戻りません。
変色した部分を色補正(色かけ)してもらわないといけません。
今では着物のクリーニングを扱っているところでも
上手に着物の色補正をできる職人さんはとても少ないとのこと。
お店にはそういった相談に乗ってくれる職人さんがいて
とくに毎日着物を着る家内は、とてもお世話になっています。
時間が経つと補正が無理だったり、
凄く費用がかかったりします。
つい先送りしてしまいがちですが、大体悪化します。
大事なきものを長く着る為にも
気が付いた時にお店にご相談下さい。