どうにか着られる??
ちょっと前の話ですが、きものの寸法が
どうも合わないので、いっぺん見て欲しいと
お嬢様と一緒に御来店頂いたお客様がいらっしゃいました。
きものは無地の振袖でタトー紙には全国チェーン展開の
「○○○」の名前。
タトー紙を開けると、
寸法を測るまでもなく、ずいぶん大きな作りでした。
そんなに大きなお嬢さんじゃなく、やや細身の
体格なのに、前巾が7寸以上、後も8寸5分以上
超ーーーふくよかな方向け。
初めてのきものだったので、すべてお任せでお願いしたそうです。
担当はかなりお若い方だったようですが、
着づらいので、見てもらいに行ったら店長らしき男性に
「こんなモンですよ」みたいなこといわれたそうです。
確かにきものは多少寸法が違っても
着方で調節出来ますが、これはちょっとひどいですね。
結局、当店で寸法を直して納めさせて頂きました。
お客さんはその分 余分な出費。
本当に気の毒で腹立たしい。
きものに限らず、世の中そういった無責任な商売、
微妙に増えてませんか?
と、久々に怒りをあらわにしたところで、話題を変えて
ビビットな夏きもののご紹介。
まだまだ「決算市」継続中。